熟語
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日本語
[編集]名詞
[編集]- 特定の意味に慣用される語句。特にことわざ・格言の類を指すが多い。
- 語の結合・複合のうち、固定的なもの。
- 固定的な漢字の結合。熟字、駢字とも。
- 「つきあかり」(月明かり)、「うみかぜ」(海風)のような和語同士の複合語、あるいは「場所」(ばショ)、「夕刊」(ゆうカン)のような和語と漢語の複合語も熟語とみなすことがある。
- (言語学)idiomの訳語。慣用語、慣用句、成句とも。
- 複数の要素で構成され、全体で1つの意味をなす表現。日本語における「鼻が曲がる」(くさいという意味)など。
- 日本の英語教育においては英熟語と総称され、“put up with”のような句動詞、“on account of”のような群前置詞を含む。なお、“government”のような複数の形態素からなる語や、“ice cream”のような綴り上で分かち書きが行われる語は、文法的には1単語であるため、通例、熟語とみなさない。
語源
[編集]- こなれた(熟)、ことば(語)が原義。主にことわざ、慣用句、格言などを指す。
- 転じて、現在では固定的な語の連結を指すことが多い。
関連語
[編集]翻訳
[編集]語義1
- 中国語: 熟语
中国語
[編集]名詞
[編集]簡体:熟语
- 日本語の語義1に同じ